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そんな見た目に反して強大な力と恐るべき自在

“嵐蹄”フェコルー(らんてい)[Fecor]
声:アニメ 間宮康弘
“紅世の王”。炎の色は臙脂。『星黎殿』の防衛を一手に任せられている。更にベルペオル不在の際の裁量まで任されている、ベルペオルの副官的存在。伸びた黒髪、蝙蝠のような大きな翼に細い尻尾、尖った耳と角、という悪魔のような特徴を持ち、鋲を打ったベルトに湾曲刀を提げた、平凡なスーツを着た押しの弱い小役人風な中年男の姿。が、そんな見た目に反して強大な力と恐るべき自在法を持つ強大な“王”。
普段は『星黎殿』の出迎え・案内役をしている。これは密かな監視などが目的ではなく、組織の末端にまで眼を配り、構成員たちの生の声を聞いて、構成員の立場から組織の姿を捉えようという彼自身の意図によるものである。『星黎殿』の中では、『銀沙回廊』の誘導装置である松明の宝具『トリヴィア』を用いて『秘匿の聖室(グリュプタ)』の力を纏っているため彼の強大な気配は隠されており、見た目の貫禄の無さと、誰に対しても腰が低い事もあって、若い“徒”には彼の実力を知らない者も少なくはなく、ウィネなどは単なる「案内係のおっさん」としか認識していない(そもそも彼が“嵐蹄”である事に気づいていない)。しかし、ウィネの事は気に入っており、彼が求めてやまないベルペオルとの接見を取り計らったこともある。また、普段「一“徒”」としてしか振舞っていないが故に、人目に付く場所で『三柱臣』に“嵐蹄”として謁見する際は、正体を隠すために全身を棺のように『マグネシア』で包んで謁見する。
臙脂色の粒子の嵐を操る鉄壁の防御系自在法『マグネシア』を使う。粒子の嵐はフェコルーの意思に応じて自在に操作可能であり、球状に広大な範囲内全域を猛烈に吹き荒れ、大量に凝固させることで大質量の巨大な物体なども瞬時に作り出せる。嵐の防御力は圧倒的であり、フレイムヘイズ屈指の大破壊力を持つカムシンとレベッカの攻撃をもってしても、嵐の表面を僅かに乱すことすらも出来ない。さらに粒子は見た目の数十~数百倍という超重量を持っており、『マグネシア』の嵐の内部にいるものは、吹き荒れる超重量の粒子よる圧倒的な打撃を常に受け続けることとなる。また、この粒子はこびり付くために嵐の中に留まるほど重い枷となっていく。この嵐と、巨大な粒子の立方体を猛烈な速度で大量に絶え間なく放ち続けるという、圧倒的質量でのごり押しによる攻防一体の鉄壁の防御陣である。また、凝固させた粒子を自身を中心に巨大な球状に膨れ上がらせるという「防御」によって、周囲を吹き飛ばし押し潰す、大規模かつ大威力の破壊を一瞬で行うこともできる。ただし、周囲に味方がいる場合に味方の位置を把握せずに使うと味方も巻き込んでしまう恐れがある(把握してさえいれば、嵐の中に無風地帯を作り出し味方を防御する事も可能)。
現在のフレイムヘイズ陣営との戦争でも、盟主や『三柱臣』不在の間の『星黎殿』の守護を任され、要塞司令官として要塞全体の統制を取り仕切っていた。突如『星黎殿』内部に侵入し『秘匿の聖室(グリュプタ)』を破壊しようとしたカムシンとレベッカの攻撃すらも、張り巡らした『マグネシア』は全く寄せ付けなかったが、突如現れた“天目一個”に不意打ちの奇襲を受け、突然『マグネシア』が消え去ったため、討滅されたのではと思われているが、生死は不明。
財宝を守るとされるフェコルという同名の悪魔が存在する。
第二期アニメにも登場し、ヘカテーの偽りの器である近衛史菜を悠二の元に送り込んだ直後にベルペオルに伺いを立てていた。
“千征令”オルゴン(せんせいれい)[Orgon]
声:アニメ 斧アツシ
“紅世の王”。巡回士(ヴァンデラー)の一人。炎の色は錆びた青銅のように不気味な緑青色。ベルペオルの古くからの直属の部下。かなり傲慢で尊大な性格で、馬鹿にされるのを嫌う。フレイムヘイズ達の外界宿(アウトロー)を単独で全滅させる程の力を持つ強大な“王”であり、将帥としても優れていることから「戦争屋」として恐れられている。『大戦』にも参加し、[仮装舞踏会]の軍勢が戦場から撤退する際の殿を務め、追撃に来たカール・ベルワルドを『レギオン』によって巧みに孤立化させて誘い出し、シュドナイの前に引き合わせた。
トランプのジャックの騎士の名(『ホグラー』『ラハイア』『ヘクトル』『ランスロット』)を冠す『四枚の手札』を中心とした『レギオン』という、自らの“存在の力”を込めた薄く鋭い紙の軍勢を用いて戦う。この『レギオン』に自らの本質の顕現に使う力のほとんどを注ぎ込んでいる為、その姿は帽子、マント、手袋が浮いているだけのものとなっている。一見マティルダの『騎士団(ナイツ)』と似た能力だが、『レギオン』は自在法とはいえ、“千征令”というオルゴン固有の本質の顕現であるため『騎士団』とは原理も由来も関係なく、またオルゴン本体だけを討滅しても『レギオン』は消えない。一部を倒したり翻弄するのは容易でも、全てを滅ぼすには骨が折れ、敵を疲弊させてその数を持って敵を蹂躙する、恐ろしく厄介な“王”。
外界宿を潰す任務の帰り、[仮装舞踏会]からの連絡を受けてウィネと合流。上記の通り強力な“王”だが、ウィネに『天道宮』突入の為の囮として利用され、(彼の視点では)“天目一個”に虚仮にされ、ヴィルヘルミナに『レギオン』を翻弄され(とはいえ、ヴィルヘルミナも『レギオン』を減らすことは殆ど出来なかった)、最終的にはメリヒムの『虹天剣』によって全ての『レギオン』ごと一撃の下に滅された。
戦時における指揮官の一人でもあったオルゴンが討滅されたことで、シュドナイは戦時編成を見直すことになった。
西のデーモンを指揮するオルゴンという同名の悪魔が存在する。
“道司”ガープ(どうし)[Gaap]
“紅世の王”。ベルペオルの直属の部下。炎の色は浅葱色。武装修道士の姿をしている。切れ者ではあるが、大仰で騒がしい、嫌味な性格。東洋の[仮装舞踏会]構成員の中では五指に入る使い手の強大な“王”であり、有能な将帥でもある。駆ける速さで並ぶものはないと言われ、連絡役として動く事が多い。ただし精度や機動性には欠ける。『大戦』にも伝令役として参加していた。
戦闘では『四方鬼』という“燐子”の人形で固定した敵を体当たりで突き破る『大突破』という技などを使用する。シャナが『炎髪灼眼の討ち手』として契約する数ヶ月前に史上最悪の“ミステス”、“天目一個”に敗れ、吸収される。
戦時における指揮官の一人でもあったガープが討滅されたことで、シュドナイは戦時編成を見直すことになった。
ソロモン72柱の一人にガープという同名の悪魔が存在する。
“淼渺吏”デカラビア(びょうびょうり)[Dacarabia]
“紅世の王”。炎の色は鉄色。無光沢の鱗に藻の斑を纏った細長の大魚。普段は鉄色の水中のような異空間内におり、そこから外部に五芒星の自在式を出して会話をする。姿を見せる時は地面を水面のようにして現れる。上官である『三柱臣』の前であっても滅多に姿を現さず、現したとしても鎌首だけである。常に感情を込めずに話し、周囲の反応に気を払わないため、無礼な振る舞いも平然と行う。また、自身の実力に関して一切謙遜しない。その性格ゆえ周囲からの好悪の感情が極端に分かれており、オロバスやリベザルとは折り合いが悪い。組織内での立場はオロバスの上席に当たるらしい。
シュドナイ曰く「有能ではあるが、とにかく変物」。有能と評される通り、その軍の差配の技量は非常に卓抜しており、盟主帰還後の戦において、シュドナイが不在となる間の[仮装舞踏会]の軍の統括を任される程。その実力ゆえ、統括の責務や作戦の遂行、フレイムヘイズ兵団との戦にも一切気負っておらず、自身が統括する以上いかなる状況にも対処は磐石であると自負し、シュドナイからもその実力を認められている。
他に類を見ない特殊な自在法『プロビデンス』を使う。自身の鱗を自らの入出力機関として、鱗を通して見聞きし、喋り、自在法までも使用できる。他にも幾つかこれと似た機能の自在法は存在するが、それらはごく短時間・近距離でしか効果を発揮できないのに対して、この『プロビデンス』の持続時間と効果範囲は、永続的かつ全世界をカバーできる程に広大であるという圧倒的な差を持つことが特殊とされる所以である。この鱗を各軍に行き渡らせ、一つ所に居ながらにして全戦域を把握し、即座に判断と指示を下すことや自在法でのフォローを行うことができる。
盟主が帰還した後、“螺旋の風琴”の前に現れ動員令を下し、“螺旋の風琴”を連れて『星黎殿』へ帰還する。対フレイムヘイズ戦略の作戦会議にも参加しているが、そこでもリベザルと一悶着起こしている。
フレイムヘイズ陣営との戦争では、外界宿征討軍総司令官に任命され、[仮装舞踏会]全軍の指揮を執りつつ、『星黎殿』直衛軍を率いている。予測不能な本来有り得ない異常事態の連続にも冷静沈着かつ的確に対処し、奇襲を仕掛けてきたフレイムヘイズ兵団にも直衛軍を指揮して互角以上に戦い、常にフレイムヘイズ達に優勢に回っているが、『星黎殿』の位置が敵に捕捉されていたことで、盟主と『三柱臣』の帰還まで堅守するべく、東西主力軍を撤退させて戦力の集結を図っている。
ソロモン72柱の一人にデカラビアという同名の悪魔が存在する。
“驀地祲”リベザル(ばくちしん)[Ribesal]
“紅世の王”。巡回士(ヴァンデラー)の一人。ベルペオル直属の側近。炎の色は弁柄色。直立する象ほどの大きさの三本角のカブトムシの姿をしている。
勇猛で鳴らし、圧倒的な攻撃力を持つ強大な“王”。実力は折り紙付きだが言動も性格も荒っぽい。しかし決して愚鈍でも見た目ほどの猪武者でもなく、頭も切れる。指揮官としても有能であり、見た目に反して堅実な戦をする、百戦錬磨の将帥である。四本の腕を持ち、下の二本の腕を組んで、その上から水晶の数珠を巻きつけている。その数珠をばら撒き、散弾として攻撃することや、自在法を使用することができる。また、数珠を中心にして七体の炎の分身を作り出すことが出来る。本人の圧倒的な攻撃力のみならず臨機応変な器用な戦法を取れ、知恵まで回ることから、フリーダーからは「反則野郎」とも呼ばれる。
『三柱臣』への忠誠心が高すぎたために、当初は帰還した“祭礼の蛇”坂井悠二を盟主とは認めず貶しており、謁見の式典にて礼儀を叩き込もうとしていた。しかしその企図を“祭礼の蛇”坂井悠二に見透かされて逆に指名され、挑みかかるも“祭礼の蛇”坂井悠二の途方もない力とその在り様を見せられ、極限まで驚嘆・感動・敬服し、完全に平伏する。対フレイムヘイズ戦略の作戦会議にも参加している。その際、デカラビアの無礼に対して一悶着起こしている。
フレイムヘイズ陣営との戦争では、[仮装舞踏会]東部方面主力軍司令官に任命され、主力軍を率いてフレイムヘイズの東部防衛線に侵攻する。自身も前線に立ってフリーダーらを圧倒しつつ指揮を執り、半日で東部防衛線最重要拠点である外界宿東京総本部を陥落寸前にまで追い込む。しかし『星黎殿』へフレイムヘイズ兵団の攻勢が及んだことで、『星黎殿』を守るため撤退を始めている。
リベザルという同名の悪霊が存在する。
“煬煽”ハボリム(ようせん)
“紅世の王”。炎の色は楝色。双頭のガスマスクを着け、ボロマントを纏って体を隠している、どことなく案山子を想起させる姿。誰もが認める腕利きの強大な“王”であり、組織の最前線に立つ実戦派の“王”として名高く、『星黎殿』にも滅多に姿を現さない。フレイムヘイズ達からは「危険な上にも危険な奴」と非常に警戒されている。大きな戦いを幾度も潜り抜けてきた百戦錬磨の強者にして卓越した指揮官である。
楝色の影で地面を侵食し、その影の陣地内に居る味方を炎で覆い能力全般を強化する自在法『熒燎原(けいりょうげん)』を使う。これは[仮装舞踏会]西部方面主力軍を丸ごと軽く強化できるほどの規模と範囲を持つ。さらにハボリムは『熒燎原』内を一瞬で自在に移動できる。自身が戦う時は体躯を三倍以上に巨大化させ、移動や攻撃の際に周囲に炎を渦巻かせ、それらの行動を補助する。
盟主帰還後、来るフレイムヘイズ陣営との戦いのため『星黎殿』に帰還し、対フレイムヘイズ戦略の作戦会議にも参加している。
フレイムヘイズ陣営との戦争では、[仮装舞踏会]西部方面主力軍司令官に任命され、主力軍を率いてフレイムヘイズの西部防衛線に侵攻する。西部防衛線の最重要拠点であるアンドレイ要塞での攻防戦にて、フレイムヘイズは相当数殺すも、ダンの自在法『プレスキット』によって強化された要塞そのものの破壊には予想以上に手間取ったため、自らが一度攻め入り、最初の城壁を強化していた『プレスキット』の位置を一瞬で見抜いて破壊させ、流れるような戦運びで最初の城壁を破る。が、当初からフレイムヘイズ陣営が長期戦を狙った戦い方であり、未だ短時間しか戦っていなかったため、その後の戦果はまだ少なかった。『星黎殿』へフレイムヘイズ兵団の攻勢が及んだことで、『星黎殿』を守るため撤退を始めている。
ソロモン72柱の一人にアイムの別名を持つハボリムという同名の悪魔が存在する。
“哮呼の狻猊”プルソン(こうこのしゅんげい)
“紅世の王”。炎の色は不明。美麗な獅子の頭を持つ、派手な宮廷衣装を纏った男。歴戦の強大な“王”であり、頭も切れ、指揮官としても有能。
『獅子吼』と『ファンファーレ』の二つの自在法を使う。『獅子吼』は凄まじい威力の衝撃波を放つ咆哮であり、カムシンの瓦礫の巨人やその攻撃すらをも軽々と粉砕し、相当離れた位置での余波でも全身を満遍なく鉄棒で強打されたかのような衝撃を喰らう。そして『ファンファーレ』は、その衝撃波を放つトランペットを多数出現させる。これを自在に操り、衝撃波を全方位に大量に放つことができ、さらに『ファンファーレ』は遠隔操作も可能で、自身から遠く離れた位置から衝撃波を放たせることもできる。『ファンファーレ』を直列に並べることで衝撃波を絞り、狙撃のように敵を狙い打つこともできる。
フレイムヘイズ陣営との戦争では、『星黎殿』の守備隊として残り、要塞守備兵を指揮し、侵入してきたカムシンとレベッカにも全く動じず守備兵を統率してカムシンを足止めさせ、自身はレベッカを引き付ける。カムシンの瓦礫の巨人とその攻撃を易々と粉砕し、その特性もあってレベッカとも終始優勢に戦いを進める。最後は読み合いの末でもレベッカを上回り、即死を免れただけという重症を負わせて止めの一撃を放った瞬間に『星黎殿』が墜落し、その衝撃で攻撃を外してしまい、重傷だったために数秒遅れて放たれたレベッカの攻撃を受けてしまうという、最悪の不運によって討滅された。
教授には一定の理解を示しているようで、彼が開発した防衛機構もカムシンの足止めに積極的に活用していた。
ソロモン72柱の一人にプルソンという同名の悪魔が存在する。
“駝鼓の乱囃”ウアル(だこのらんそう)
“紅世の王”。炎の色は桧皮色。緩い衣を纏った直立するヒトコブラクダの姿をしている。無数の蜂を操る自在法『ビト』を使う。蜂の大群は防御や気配隠蔽などの自在法を使用できる。さらに中身が空っぽの埴輪のような鎧の内部に『ビト』を潜ませ、これを多数操る。本体は姿を隠して、これら多数の鎧と蜂の大群によって戦闘を行わせる。
フレイムヘイズ陣営との戦争では、『星黎殿』の守備隊として残り、『ビト』によって、行方をくらましたシャナと、潜入してきた敵の捜索に当たっていた。大伽藍にてシャナを発見し、捕縛しようとするも、自身の莫大な力の統御の仕方を捉えたシャナの前に埴輪の鎧は全く敵わず、潜んでいた本体を発見され、討滅される。
ソロモン72柱の一人にヴアルの別名を持つウアルという同名の悪魔が存在する。

[仮装舞踏会]の“徒”
“琉眼”ウィネ(りゅうがん)[Vine]
声:アニメ 鈴木達央
“紅世の徒”。捜索猟兵(イエーガー)の一人。炎の色は藤色。比較的若年の“徒”で、この世に渡り来て半世紀もたっていない。バイクをこよなく愛し、外見はライダースタイル。この世で手に入れ、手入れも欠かさない年季の入った中型バイクに跨り、フルフェイスのヘルメットのシールドには大きな両目が描かれている。この目は気分に応じて表情を作り、力を使う時などは大きな一つ目となる。
鋭敏な知覚能力に加え、自身の知覚を他人に伝染させて広範囲を探索する『知覚の感染』という能力を持っているため、探知と索敵に優れている。また、他者の視界を任意の方向にねじ曲げるという、味方のサポートなどの使い方次第では強力な武器になる能力も持つ。戦闘には向いていないが、それらの力を駆使して過去に三十人余りのフレイムヘイズを発見し、その中の十人を自身の手で打ち倒した功績を持つ。その功績によってベルペオルから勲章代わりとして『非常手段(ゴルディアン・ノット)』を手渡された。捜索猟兵の中では優秀な部類でそこそこ名は知られており、ストラスやフェコルーに気に入られ、会った事の無いシュドナイにも「使える奴」として名前は覚えられていた。ベルペオルを女神と崇め心酔しており、組織の大方針の一つである、「『炎髪灼眼の討ち手』の再契約阻止」を果たそうとするため、自身の能力で『天道宮』の場所を突き止めて奇襲したが、“天目一個”などの妨害に遭って失敗。最後は彼が女神と崇めるベルペオルによって『非常手段』に込められていた自在式の使用に命の残り火を利用され、絶望の中で消滅し、その自在式によって『天道宮』は崩壊した。
なお、ソラトとティリエルの兄妹を[仮装舞踏会]に紹介したのは彼である。彼らと別れる際、「因果の交差路で、また会おう」という“徒”の交わす別れの挨拶を教えたが、彼らの因果の道は再び交差する事はなかった。
ソロモン72柱の一人にウィネという同名の悪魔が存在する。
“翠翔”ストラス(すいしょう)[Stolas]
“紅世の徒”。布告官(ヘロルト)の一人で、その中でも古株的な存在。炎の色は縹(はなだ)。全身は獣毛に覆われ、頭部は無く、大きく張った胸に一対の眼、腹部に裂けた口を持ち、両腕は翼になっている、鳥とも獣とも人ともつかぬ異形の“徒”だが、見た目に相違して温厚であり、非常に律儀で礼儀正しい。その性格ゆえに人付き合いも上手く、多くの“徒”達から人望を得ている。文中では「鳥男」と記述される。
鳥肉が好物で、鵞鳥を丸のまま喰らう(“徒”に通常の食事は不要であり、これはシュドナイの煙草などと同様、彼の嗜好である)。『大戦』には参加していないが、その少し前に北フランスの組織[巌楹院]へ伝令に向かい、その根城に滞在していた際、先代『炎髪灼眼の討ち手』の襲撃に巻き込まれ命からがら逃げ延びたことがあり、その経験から『炎髪灼眼の討ち手』の復活を極度に恐れ、“琉眼”ウィネを始めとする多くの捜索猟兵を焚き付けて『天道宮』の捜索と再契約の防止を図っていた。シュドナイの大命遂行に付き従い、シュドナイとベルペオルとの間で作戦の連絡・報告を行っている。『ドレル・パーティー』襲撃の際には、包囲網の指揮を取った。
上海会戦終結後に『星黎殿』に帰還しており、盟主お披露目の式典では盟主に挑もうとするリベザルを、ピルソインと共に止めようとした。その後、シュドナイに現在の盟主の様子を報告している。
フレイムヘイズ陣営との戦争では、西部方面主力軍に従軍し、布告官として主戦場の戦況の推移を見守っていた。西部方面主力軍の撤退に伴い、デカラビアより撤退の助力を命じられ、共に撤退を始めている。
第二期アニメでは姿だけ登場している。
ソロモン72柱の一人にストラスという同名の悪魔が存在する。
“獰暴の鞍”オロバス(どうぼうのくら)[Orobas]
“紅世の徒”。炎の色は橙。黒服の青年。『大戦』時は黒馬の姿をしており、シュドナイが騎乗していた。実直で堅苦しい性格をしている。シュドナイに心酔している。
“徒”とされてはいるが、それは目立った大功に恵まれていないためであり、実際には十分に“王”と呼ばれるだけの実力を持つ[仮装舞踏会]きっての俊秀。盟主帰還後のフレイムヘイズとの戦いにて“王”と呼ばれるようになると衆目は一致している。自身と自身に接触している者を炎で包み、攻防などの能力を強化することができる。ただし接触が解けた者は効果が切れる。黒馬の姿と青年の姿を使い分けて戦闘を行い、青年の姿では長柄の斧を得物として使う。
外界宿襲撃の際には、シュドナイの副官として[仮装舞踏会]の軍に同行していた。上海外界宿総本部殲滅後にシュドナイと共に『星黎殿』へと帰還し、対フレイムヘイズ戦略の作戦会議にも参加している。
フレイムヘイズ陣営との戦争では、西部戦線の第二軍司令官に任命され、指揮を執っている。部下の生死に応えるため、自らが先頭を切って突撃し、かなりの使い手のフレイムヘイズを瞬殺し、敵陣に防御を張っていた自在師を殺して敵陣を瞬時に制圧する。しかし他戦場との協調を無視した命令違反の強攻と指揮官自らの突撃という行為によりレライエとデカラビアに激怒され、叱責を受けて制圧した陣地より一旦下がらせられた。その後、西部方面主力軍の撤退に伴い、最も前方に戦線を持っていたため、ハボリムに変わり西部戦線の総指揮を譲渡される。
ソロモン72柱の一人にオロバスという同名の悪魔が存在する。
“朧光の衣”レライエ(ろうこうのきぬ)[Lerajie]
炎の色は不明。白服の女性。自在師であり、その能力においては元より、場の空気を読む周旋の才に長けているという点でも重宝されている。オロバスとは正反対にやや砕けた性格をしており、丁寧な口調ではあるがどことなく人を食ったような物言いをする。
外界宿襲撃の際には、オロバスと共にシュドナイの副官として[仮装舞踏会]の軍に同行していた。上海外界宿総本部殲滅後にシュドナイと共に『星黎殿』へと帰還し、対フレイムヘイズ戦略の作戦会議にも参加している。
ナビイサク シュレッ ながしの ステータス プロト イ短調 スプリ ジスト タープ ルテイン リストア スープ オプティ フェア マグナム プロトン メラノ プロローグ オール アップ ジボソン シュプ チャプチ レット サルコメア シアン ディア ピクチャ オムガイド インソ オーナ アマ ビルダー オペック バック らんこし ブエノス コッヘル フォー シルバー ビジホン たまごいろ パーマ ヒサカ ジャンル ハスキ アリスム 便利に生活 クロス バッファ

フレイムヘイズ陣営との戦争では、西部戦線の第二軍に従軍し、オロバスの副官として補佐している。指揮官自ら突撃して戦うオロバスの行動に怒り、総司令官であるデカラビアと共に叱責している。
ソロモン72柱の一人にレライエという同名の悪魔が存在する。
“蠱溺の盃”ピルソイン(こできのはい)[Pirsoyn]
“紅世の徒”。捜索猟兵(イエーガー)の一人。炎の色は菖蒲色。ブカブカなローブを着て、泥棒のような大きな袋を背負ったやぶにらみの子供の姿をしている。
戦時平時を問わず恐れられ、忌避されている“徒”。名の知れた捜索猟兵であり、相棒の“驀地祲”リベザルと共に多くの大功を挙げている。激昂しがちなリベザルをよく諌めている。
毒の靄を放つ自在法『ダイモーン』を使う。吸い込んだ者を酩酊・錯乱状態に陥れる靄で、フレイムヘイズであれば契約する“王”ごと酩酊・錯乱する。吸い込めばまず戦闘不能となり、最悪の場合は同士討ちや卒倒などが起こる。油断して死んだフレイムヘイズも数多い、世界でも指折りの悪名高さを持つ自在法。これに相棒であるリベザルの圧倒的攻撃力が加わることで、さらにその悪名は高くなっている。
盟主の帰還後、『星黎殿』に帰還する。対フレイムヘイズ戦略の作戦会議にも参加している。
フレイムヘイズ陣営との戦争では、東部方面主力軍に従軍し、リベザルの副官として補佐している。
ソロモン72柱の一人にグシオンの別名をもつ同名の悪魔が存在する。
“聚散の丁”ザロービ(しゅうさんのてい)[Zarovee]
声:アニメ 御園行洋
“紅世の徒”。捜索猟兵(イエーガー)の一人。炎の色は飴色。柔和な笑顔を浮かべ、神父のような法衣を着た痩身の老人。
それぞれが細い力の紐で繋がった赤、青、黄、緑、桃のスカーフをそれぞれ巻いた同じ姿(人数と色分け、及びオーバーアクションは「秘密戦隊ゴレンジャー」など「スーパー戦隊シリーズ」のパロディ)に分身したり、離れた自分と融合する事が出来るが、一体一体の力は非常に弱く、残り火の強いトーチ程度。ビフロンスと組んで任務に当たる事が多い。一人称は「ワタクシ」。
“壊刃”サブラクを発見した結果、ベルペオルより『大命』の要たる坂井悠二の奪取、及び妨害するフレイムヘイズらを討滅する任務を授かったが、彼らはサブラクの襲撃のための囮に過ぎなかった。人質を取った上で常勝の作戦を行おうとしたが、悠二によって人質を使う隙を与えない速攻を受け秒殺討滅される。第二期アニメにも登場するが、登場する時期が原作より早くなっている。
ヌクテメロンの危地を支配するザロビという似た名前の人物が登場する。
“吼号呀”ビフロンス(こうごうが)[Bifrons]
声:アニメ 安元洋貴
“紅世の徒”。巡回士(ヴァンデラー)の一人。炎の色は樺色。土管を二つ繋げたような身体に虫のような足が幾対も生え、拷問器具のような鉄棒で編まれた頭部という異形の姿。ガリガリという金属音のような笑い声と、読点の多い口調が特徴。
普段は宝具『タルンカッペ』で気配を隠しているが、この状態では移動速度が非常に遅い。大破壊を得意とし、その砲身のような体に瓦礫を吸い込み、砲弾として強烈な一撃を放つ。ザロービと組んで任務に当たる事が多い。入手経路や具体的にどう使用しているかは不明だが、携帯電話を使ってザロービと連絡を取り合っている。
常勝の作戦で挑むもののザロービと共に囮として使われており、最期にはシャナと自身の攻撃の相殺による爆発に至近距離で巻き込まれ瀕死のところをサブラクによって遠隔操作され、自身の全ての“存在の力”を砲撃に使い果たして消滅した。
第二期アニメにも登場するが、原作と異なり登場する時期が早くなっており、シャナの一撃によってそのまま消滅している。
ソロモン72柱の一人にビフロンスという同名の悪魔が存在する。
ファレグ
“紅世の徒”。真名、炎の色は不明。人狼の姿をしている。フレイムヘイズ陣営との戦争で西部戦線第二軍に従軍し、先鋒として突撃していた。黒馬状態のオロバスの背に半ば無理矢理乗せられ、防御されながらフレイムヘイズの防御陣地へ突撃する。砲弾を跳ね返していた自在師を仕留めようとしたが、敵にオロバスから引き摺り下ろされ、防御の自在法が解けたところを攻撃され、討滅される。
魔道書グリモワールに登場する、同名の火星を支配する天使・戦争の神がいる。

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2009年02月25日 11:38に投稿されたエントリーのページです。

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